― 新人ばかり守られる職場で心がすり減っていませんか ―
介護の現場で数年働き、ふと、こんな気持ちになったことはありませんか。
「どうして自分ばかり負担が多いんだろう」
「問題行動があっても守られている新人を見て、戸惑うことはありませんか」
現在、多くの介護の現場では新人を大切に育てようと取り組んでいます。
退職するする人も多い介護の現場なので定着してもらえるよう取り組むことは大切です。
ですがその陰で中堅職員が葛藤していることがあるのです。
新人教育をする中で新人に多くを求めれない。強く指導できない。
上司からは新人には優しくするよう指導される。しかし必死に現場を回している中堅職員には労りの言葉がない。
この立場がじわじわと心を削っていきます。
中堅職員の現状
新人は守られ、ベテランには裁量がある。
中堅はその間で板挟みになります。
・現場の戦力としてフル稼働
・新人の指導係
・上司からの業務依頼
気づけば、自分の仕事に加えて“人の仕事”も背負っている。
それでも評価は大きく変わらない。
感謝されることも少ない。
・評価されないまま責任だけ増える
・理不尽が改善されない
・相談しても変わらない
この積み重ねが「静かな退職」につながります。
新人が守られることにモヤモヤするのはなぜ?
これは決して嫉妬ではありません。
自分が新人だった頃は、
ここまで守られていなかった。
忙しい中で叱られ、
「見て覚えて」と言われた経験がある。
だからこそ、
今の手厚いサポート体制を見ると、
どこかで不公平感を抱いてしまうのです。
さらに、上司は新人の意見ばかり聞き、現場の新人に対する意見は蓋をされる。
何度教えても業務が身につかない人や、態度に課題を感じる場面。
優しく伝えても改善がみられないと、苛立つことは当然あります。
上司に伝えても
「辞められたら困るでしょ」
と何も対応してもらえない。
“自分は辞めても困らない存在なのか”と感じてしまう。
そればかりか新人職員からの指摘に対しては迅速に対応する上司。
理不尽な状況がストレスとなり積み重なります。
それでも言えない理由
中堅がつらいのは、
“正論では語れない感情”だからです。
新人を守るのは間違っていない。
育成が大事なのも分かっている。
だからこそ、強くは言えない。
優しい人・責任感が強い人ほど、葛藤が大きくなります。
でも、忘れないでください。
あなたも守られるべき人材です。
心を守るためにできること
新人の成長は、あなた一人の責任ではありません。
チームの責任です。
上司に新人職員について伝えることは愚痴ではありません。
新人職員の勤務状況について上司はきちんと把握するべき立場です。
上司には報告するときには事実のみを伝えましょう。
感情を混ぜることで、上司は愚痴をこぼしていると受け取ってしまいます。
中堅職員は会社の宝です。中堅職員が働きやすい職場は新人・ベテラン職員にとってもいい会社なのです。あなたの意見は会社のためになります。
ケアマネKikiから一言
中堅が潰れていく職場は、
必ずバランスが崩れます。
新人だけ守っても、
中堅が疲弊すれば組織は回りません。
本当に大切にされるべき存在は、
“現場を支えている人”です。
それは、今この記事を読んでいるあなたです。
最後に
新人が守られることにモヤモヤする。
負担が偏っていると感じる。
それは、あなたが真面目で、
一生懸命仕事をしようとしているからです。
あなたの心が健康であってこそ、利用者の笑顔につながります。
「自分も守られる立場」と胸を張ってください。


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