「親の介護って、いつから始まるんだろう?」
親の介護がいつから始まるのか、不安に感じたことはありませんか?
ある日突然始まるケースが多いのが親の介護です。
この記事では、親の介護が始まるタイミングやきっかけ、そして今からできる備えについて解説します。
親の介護はいつから始まる?年齢の目安
一般的に、親の介護が始まりやすい年齢は75歳〜85歳頃と言われています。
もちろん個人差はありますが、多くの場合は以下のようなタイミングで介護が必要になります。
・転倒して骨折した
・認知症の症状が出始めた
・脳梗塞などの病気で後遺症が残った
・体力が落ちて日常生活が難しくなった
つまり、「高齢だから介護になる」というよりも、病気やケガがきっかけになることが多いのです。
そのため、元気だった親が急に介護が必要になるケースも珍しくありません。
親の介護が始まるきっかけ3つ
実際の現場では、次のような出来事がきっかけになることが多いです。
① 転倒・骨折
高齢者の介護のきっかけとして非常に多いのが転倒です。
特に多いのが
・大腿骨骨折
・圧迫骨折
骨折し入院。手術やリハビリを行うものの以前より足の力が弱くなることがあります。
その結果、歩きが不安定になったり、立ち上がる力が弱くなり、介護が必要になるケースがあります。
② 認知症の症状
最初は
・同じことを何度も聞く
・物忘れが増える
・お金の管理が難しくなる
といった小さな変化から始まることがあります。
認知症(特にアルツハイマー型認知症)では取り繕いがみられることがあり、家族が「少しおかしいかも」と感じた頃には、すでに介護が必要な状態になっていることもあります。
③ 病気による入院
脳梗塞や心臓の病気などで入院し、治療するも後遺症や筋力低下がみられるようになり退院後に今まで通りの生活ができなくなることがあります。
入院前は自分で何でも出来ていたのに、退院後から介護が始まるというケースも少なくありません。
親の介護は「突然始まる」
急に訪れる介護の特徴は、準備期間がほとんどないことです。
ある日突然
「退院後は家で介護が必要です」
と医師から言われ、そこから急いで
・介護保険の申請
・ケアマネジャー探し
・介護サービスの調整
・仕事を続けられるのか
・兄弟でどう分担するのか
・お金はどのくらいかかるのか
を進めることになります。
聞きなれない言葉も多く、何から手をつけていいかわからない。
仕事は続けられるのか、自分が介護をすることが出来るのか
介護経験がない家族にとって、先が見えない不安が大きな負担になります。
介護が始まる前にできる3つの準備
まだ親が元気なうちに、少しだけ意識しておくと安心です。
① 親の健康状態を知る
・持病
・飲んでいる薬
・かかりつけ医
これだけでも知っておくと、いざという時に役立ちます。
親のおくすり手帳を見てみましょう。
薬を処方した病院や医師、受診の頻度、薬の名前が記載してあります。
保険証(マイナンバーカード)やおくすり手帳の保管場所を確認しておくと
救急搬送されたときなどでも対応することができます。
② 介護保険制度を知っておく
介護が必要になったときは、介護保険サービスを利用できます。
例えば
・デイサービス
・訪問介護
・福祉用具レンタル
・訪問看護
などです。
「介護=家族がすべてやるもの」ではありません。
制度を知っておくだけでも、心理的な負担が大きく変わります。
お住まいの地域の地域包括支援センター(高齢者の相談窓口)を調べておきましょう。
いざというときの相談場所になります。
③ 親と少しだけ話しておく
できれば元気なうちに
・どこで暮らしたいか
・施設に入ることはどう思うか
・お金の管理
などを少しだけ話しておくと、将来のトラブルを防ぐことができます。
重い話をする必要はありません。
雑談の延長で少し聞くだけでも十分です。
まとめ
親の介護は、多くの場合突然始まります。
しかし
・介護が始まるきっかけ
・制度
・準備
を少し知っておくだけで、いざという時の不安は大きく減ります。
まだ介護が始まっていない今だからこそ、少しだけ考えておくことが大切です。
それが、将来の自分や親を助けることにつながります。
ずは今日、親のおくすり手帳の場所と中身を確認するだけでも大丈夫です。


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