介護保険とは?申請からサービス利用までの流れを現役ケアマネがわかりやすく解説

介護保険制度

「親の物忘れが増えてきた」
「最近、転びやすくなった」

そんなときに気になるのが介護保険サービスではないでしょうか。

デイサービスやヘルパーを利用できることは知っていても、

  • どうやって申請するの?
  • すぐに使えるの?
  • 誰に相談すればいい?

と不安になる方は多いです。

この記事では、現役ケアマネジャーが介護保険の申請からサービス利用までの流れを5分でわかるように解説します。


この記事はこんな方におすすめ

  • 初めて介護保険を利用するご家族
  • 介護が始まりそうで不安な方
  • 介護職になりたての方

流れを知るだけでも、先の見通しが立ち、不安は大きく軽減します。


ステップ① 介護保険を利用するには要介護(要支援)認定が必要

介護保険サービスを利用するには、まず要介護(要支援)認定を受ける必要があります。

区分は8段階です。

  • 要支援①②
  • 要介護①~⑤

数字が大きくなるほど、介護の必要度が高くなります。

※「自立(非該当)」の場合は介護保険サービスは利用できません。


申請方法

65歳以上の方は原則として申請可能です。
市区町村の窓口で手続きを行います。

【必要なもの】

  • 介護保険被保険者証
  • 主治医の情報(おくすり手帳など)
  • 印鑑(自治体により不要な場合あり)

40~64歳の方も、特定疾病(16疾病)に該当すれば対象となります。


ステップ② 要介護認定の流れ

申請から認定までは次の流れで進みます。

  1. 申請
  2. 認定調査(自宅訪問)
  3. 主治医意見書の作成
  4. 審査・判定
  5. 認定結果通知(原則30日以内)

ステップ③ サービス利用までの流れ

認定結果が出たら、ケアプランの作成に進みます。

要支援の方

地域包括支援センターへ相談します。

要介護の方

居宅介護支援事業所へ依頼します。

ケアマネジャーが自宅訪問し、

  • 生活状況の確認
  • 本人・家族の希望
  • 必要なサービス量

を調整します。

その後、担当者会議を行い、ケアプランに同意後、サービス開始となります。

※申請後すぐに必要な場合は暫定利用も可能ですが、非該当や限度額超過分は自己負担になります。


ケアマネジャーからのアドバイス

認定調査では“できないこと”を正直に伝える

第三者の前では「できる」と答えてしまう方は多いです。

しかし、普段困っていることはしっかり伝えましょう。
紙にまとめて渡すことも可能です。


主治医へ事前に相談する

日常の困りごとを共有しておくことで、主治医意見書に反映されやすくなります。


まとめ

介護保険サービス利用の流れは、

申請
→ 認定調査
→ 判定
→ ケアプラン作成
→ サービス開始

まずは地域包括支援センターや居宅介護支援事業所へ相談してみましょう。

この記事は現役ケアマネジャーが執筆しています。
制度情報は厚生労働省公式サイトをもとにまとめています。

※自治体によって運用が異なる場合があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました