介護保険で買える入浴用品3種の神器まとめ

介護用品おすすめ

在宅介護の中でも、特に不安が大きいのが「入浴」です。


浴室は滑りやすく、転倒や事故が起こりやすい場所。

実際に「お風呂での転倒」をきっかけに、要介護度が一気に上がるケースも少なくありません。

さらに介助する家族にとっても、入浴は体力的・精神的な負担が大きい場面です。
「転ばないかヒヤヒヤする」「支えるのが怖い」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで重要になるのが、環境を整えることです。
どんなものが必要か、どんなものがあるのか知りたい方に伝えたい
現役ケアマネジャーのKIKIがまず提案する入浴用品はこの3つです。


お風呂が不安になった時の3種の神器

①シャワーチェア(最優先)

入浴の安全対策として、最も優先度が高いのがシャワーチェアです。

立ったまま体を洗うのは、想像以上にバランスを崩しやすく危険です。

低い椅子からの立ち上がりも困難さがあります。

特に高齢者は筋力や体幹が低下しているため、少しの動きで転倒につながります。

シャワーチェアを使うことで、
・立ち上がりやすくなる
・座って安定した姿勢で洗える
・転倒リスクを大幅に減らせる
・浴室内移動の補助になる

といったメリットがあります。

選び方のポイント
・背もたれ・肘掛け付き
・高さ調整ができる
・脚に滑り止めゴムがついている

まずは「これだけでも導入する価値あり」と言えるほど重要なアイテムです。

身体を洗うときに肘掛けが邪魔になるという声があります。
➡跳ね上げタイプの肘掛けを選択する
身体を洗う際には肘掛けをあげることで、皮膚が弱い方が怪我をすることを防ぐこともできます。

また折り畳みが出来るものを使用することで、使用者以外の家族がお風呂に入るときや掃除のときにも邪魔になりにくいのでおすすめです。

パナソニック ユクリア
PN-L41821

約22,000〜28,000円

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安寿 ISフィット
折りたたみシャワーベンチ

約18,000〜25,000円

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サンエスライン SW-5
SWCHAIR5

約10,000〜13,000円

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②浴槽台

次に自宅の浴槽が深い方におすすめするのが浴槽台です。

日本の浴槽は深さがあるため、またぐ動作が大きな負担になります。
この「またぐ動き」が転倒の大きな原因です。

浴槽台を使うことで、
・出入りの負担が減る
・足を高く上げる必要がなくなる

といった効果があります。

選び方のポイント
・しっかりした滑り止めがある
・安定感のあるものを選ぶ

特に小柄な方や筋力が弱い方には、効果が大きいアイテムです。

浴槽台を浴槽内で椅子として使用することで、湯舟に浸かった後の立ち上がりが容易になります。
(肩までお湯につかりたい方には向きませんが、心臓の負担軽減にもつながります)

アロン化成 安寿 軽量浴槽台
あしぴたシリーズ ジャスト

約14,000〜16,000円

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③浴槽手すり

浴室の壁に手すりをつけることができない方におすすめするのが浴槽手すりです。

浴槽のフチに取り付けることで、「つかまる場所」を作ることができます。

・浴槽をまたぐとき
・立ち上がるとき

この2つの動作をサポートしてくれるため、不安感を大きく軽減します。

選び方のポイント
・しっかり固定できるもの
・ぐらつきがないもの
・握りやすい形状

「転倒予防」というよりも、「安心して動ける環境づくり」として重要な役割があります。

ユニットバスタイプなど使用できない浴槽もありますので、自宅の浴槽が確認が必要です。
また水道との接触しないか、設置しても人が移動するスペースがあるかも確認しておく必要があります。

アロン化成 安寿 浴槽手すり
UST-165W 浴槽グリップ

約25,000円

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3つ揃えるとどう変わる?

これら3つを揃えることで、入浴環境は大きく変わります。

導入前
・転びそうで怖い
・入浴に時間がかかる
・家族の負担が大きい

導入後
・安定した姿勢で安心して入浴できる
・スムーズに動ける
・介助の負担が軽減する

結果として、本人の自立度も上がり、「お風呂に入りたい」という意欲にもつながります。

実際の現場でも、入浴に不安があるという利用者様にはまずこの3つを福祉用具の業者さんに依頼して、利用者様に試していただいています。


介護保険で購入できる仕組み

これらの入浴用品は、介護保険の
「特定福祉用具販売」の対象です。

そのため、
・自己負担は1〜3割
・年間10万円まで利用可能

となっています。

通常よりも安く購入できるため、必要な方は積極的に活用しましょう。

実際に浴室に設置し動きや環境を確認したあとに購入を決めることができることが多いので、ケアマネジャーに相談してみましょう。


注意点(失敗しないために)

①必ずケアマネに相談する

申請前に購入すると、介護保険の対象外になります。
必ず事前に相談しましょう。

②体に合うものを選ぶ

高さやサイズが合っていないと、逆に使いにくく危険です。

③安さだけで選ばない

入浴用品は「安全性」が最優先です。
滑り止めや安定性を重視しましょう。


よくある失敗例

・安いシャワーチェアで滑る
・浴槽台の高さが合っていない
・手すりがしっかり固定されていない

これらはすべて事故につながる可能性があります。
「少し高くても安心できるもの」を選ぶことが大切です。


まとめ(優先順位)

①シャワーチェア(必須)
②浴槽台
③浴槽手すり

この順番で必要性を検討するのが失敗しないポイントです。


今すぐやること

①ケアマネージャーに相談する
②利用者の身体状況やお風呂の環境を確認する
③まずはシャワーチェアから導入する


入浴は「危険な場面」ですが、環境を整えれば「安心できる時間」に変わります。
無理なく、安全に続けるために、できるところから整えていきましょう。

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